恋する貴方はナルシスト?!


「うわ…かっこいい…」



どうやら半地下になってるらしく、時間も夕どきだからか、太陽の光が窓から差し込んでいた。



光を体に浴びながら、誰かがバイオリンを弾いていた。

その様子は踊っているようで、かつ、歌っているようで、文句無しにかっこよかった。



もっと近くで見たい。



気がつけば、ドアをゆっくりと開けていた。


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