恋する貴方はナルシスト?!


「あの、東条センパイ!」

「ん?なんだね、君は…」

「酒井紗栄子です!あの!わたし、」

「そうか、サエコくんか!あ、インク出ない?そのペン、じゃあ仕方ない、美しい俺の万年筆を貸してや、」



「わたし、入会希望者じゃないです!!」





ガーーーン!!!




まさにその擬音語がふさわしいくらい、東条センパイは驚きの表情を浮かべた。
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