恋する貴方はナルシスト?!


見渡すと、いつの間にか教室の外にまで野次馬が出来ていて、苦笑がもれる。


「あったあった、ハイ、これデス!」


中から出てきたのは小さめの箱。


可愛くラッピングされている。


「じゃあ、サンタさんは行きますネ!」


手を振りながら去って行くサンタさん。


残されたわたしは、クラス中から、質問の嵐だった。

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