恋する貴方はナルシスト?!



放課後、ヘトヘトになって家に帰って、早速東条サンタからのプレゼントを開けた。


「うわぁ…」



中から出てきたのは、私が欲しい欲しいと言っていたキーホルダーだった。




駅までの帰り道に、気に入っている雑貨屋さんがあって、センパイとの帰り道、そこのショーケースを覗いて、可愛くて、思わず声をあげてしまったものだった。

「覚えててくれたのか…」

そんなことがあったのが入会後すぐの5月。


意外と私のことをみてくれているようだ。


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