大好きだったあいつ
過去編

子ども扱い



いつも道で会うスーツをパリッと着こなした長身で少し冷たそうな人。
それがあたしの好きな人。


広瀬 洋平 23歳

出会いは友達の家に遊びに行った時に来ていたお兄さんの友達。
よく通学路で見かけていた人だったから驚いた。

それからよく話しかける様になった。

「こんにちはー♩」

「あぁ、こんにちは。
今日から冬服?」

ちゃんと見てくれてるんだ。

嬉しくなり、ついにやける。


< 1 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop