大好きだったあいつ


その日のうちに、約束を取り付ける。


"急にごめんね。
お話しがあります。
明日の仕事終わり17時に駅の近くの公園で待ってます。"

数分後、わかった。と一言返ってきた。


彼からの言葉ってだけで、どうしてこんなに愛おしくて嬉しいんだろう。
たったの4字なのに…


翌日、千華に背中を押され、公園に向かうと、まだいなかった。

ホッとして近くのベンチに腰掛ける。


あぁ…なんて切り出そう。
ドキドキして口から心臓飛び出そう。




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