私の夜道さん!
【瞳に魅了されて】
急いで家に帰った私はまずプリンを冷蔵庫に入れ、そして救急箱の中身をチェックしてからまたすぐにケヤキ公園へと向かいました。
(あの子まだいるといいけど……もういない可能性もあるよねえ)
そして、ケヤキ公園に着いた私。
木の下には、のんびりとした腹ばい状態の大きな黒猫。
「はあっ、はあっ……あー!まだいた、良かったあ!!」
大きな口を開けあくびをする黒猫。
(もしかして、私を待っててくれてたのかな?)
大きくてイカつくて、怖いと思っていたけど、ちょっと可愛く思えてきたかも…!
「じゃあ、ちょっと我慢しててね黒猫さん」