私の夜道さん!




バタン、


ドアが閉まる音が聞こえ、男がこちらに戻ってきます。



お、岡田は帰った、の……?




座り込んだ私をじーーっと見下ろす男。



男はとても背が高く、ゆうに180は越えていて、筋肉で引き締まった身体には所々傷痕がありました。


真っ黒で少し長め髪、端正な顔立ち、見た感じ歳は30前後、

そして────





綺麗な琥珀色の瞳をしていた。








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