王子様と迷える子猫

昇降口についた私は、
目の前にいた櫻井くんに
気づかなかった。

「おい。」

上履きをしまっていた私は驚いて
前を見上げる。

そこには櫻井くんがいた

「...なに?」

驚いてぶっきらぼうな
返事をしてしまう

「さっきお前、俺の事見てたろ」

....はぁ!?衝撃的すぎて、
開いた口がしまらない

ってか、

どんだけ自分に自身があるんだ...

「見てないし。
ってか帰りたいからどいて。」


やばい。
冷たいこと言っちゃったかな....
< 5 / 11 >

この作品をシェア

pagetop