スイーツ男子、佐藤くん
翌日、学校へ向かうといつも居るはずの運動部のかたまりはいなくなっていた。やっと平和に…!ちょっと嬉しくなる。それにしても、どうしていなくなったのかな。隣にいた子に聞くと、どうやら「さっき生徒会長がわざわざ此処に来て、運動部を蹴散らした」らしい。
えーっと…生徒会長、ダメだ名前が思い出せない。確か…名字は思い出せないけど、千代子っていう名前だったような。
神様仏様生徒会長様、感謝します。
ふう、とため息をついて座るとピロン、とスマホが鳴った。
佐藤くんからのメールだった。
"もう逃げなくて良くなったでしょ?"
思わず寒気がした。佐藤くん、もしかして千里眼でも持ってるんじゃ…いやいや、そんな訳がない。
落ち着いて返信をする。
"そうだよ、これで安心だよ"
"そっか。でも僕のとこには来て欲しいなぁ"
可愛らしい一面にクスッと笑ってしまった。いけない、ここ教室だった。
私は"もちろん!"とだけ打ってスマホの電源を落とした。
えーっと…生徒会長、ダメだ名前が思い出せない。確か…名字は思い出せないけど、千代子っていう名前だったような。
神様仏様生徒会長様、感謝します。
ふう、とため息をついて座るとピロン、とスマホが鳴った。
佐藤くんからのメールだった。
"もう逃げなくて良くなったでしょ?"
思わず寒気がした。佐藤くん、もしかして千里眼でも持ってるんじゃ…いやいや、そんな訳がない。
落ち着いて返信をする。
"そうだよ、これで安心だよ"
"そっか。でも僕のとこには来て欲しいなぁ"
可愛らしい一面にクスッと笑ってしまった。いけない、ここ教室だった。
私は"もちろん!"とだけ打ってスマホの電源を落とした。