スイーツ男子、佐藤くん
佐藤先輩がティーカップを口から離すと同時に、私の前に美味しそうなシフォンケーキとフルーツティーが置かれた。真広先輩にお礼を告げ、一口シフォンケーキを口に放り込むと甘い味がふわりと口の中で広がった。
久々の佐藤くんのスイーツ。やっぱり彼の作るのが一番美味しい。
「悪いわね、呼び出してしまって。」
「姉さん、何の用で呼んだの?体育祭の準備真っ盛りだから、時間はあまりないんだけど…。」
「あら、それは申し訳ないわ。実は進路指導の先生から逃げていたの。生徒会の集まりがあるので無理ですって。言ったからには何かしなくちゃいけないじゃない?今はお仕事もないし、ティータイムでもしようって訳なの。巻き込んでごめんなさいね。後もう少ししたら、会計と書紀が来るし…。」
佐藤先輩は二つ目のシフォンケーキをフォークで刺しながら言った。
そう言えば半年経つけれど、書紀と会計ってあんまり見たことないかも…?
久々の佐藤くんのスイーツ。やっぱり彼の作るのが一番美味しい。
「悪いわね、呼び出してしまって。」
「姉さん、何の用で呼んだの?体育祭の準備真っ盛りだから、時間はあまりないんだけど…。」
「あら、それは申し訳ないわ。実は進路指導の先生から逃げていたの。生徒会の集まりがあるので無理ですって。言ったからには何かしなくちゃいけないじゃない?今はお仕事もないし、ティータイムでもしようって訳なの。巻き込んでごめんなさいね。後もう少ししたら、会計と書紀が来るし…。」
佐藤先輩は二つ目のシフォンケーキをフォークで刺しながら言った。
そう言えば半年経つけれど、書紀と会計ってあんまり見たことないかも…?