一期一会…
しばらく歩いていると…

「あ、あの…」

後ろから声をかけられ振り返ると
中学3年生ぐらいの子が顔を赤くして私の後ろに立っていた。

「どうしたの?」

「僕のこと覚えてませんか?」

そう言えば…この子見た事がある…
そうだ、ブラバンの後輩だ…話したことなかったけど…

「わかるよ。」

「…僕、先輩が好きです。」

突然の告白だった。
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