『前の席の幼馴染み』

唯奈と俺と。

まぁ。
そんなこんなで、あの日から3年間。
俺達は一度も話していない。
目が合えば逸らされて
話し掛けようとすれば逃げられる。
帰り道も近所の集まりでさえガン無視だ。

「はぁ…」

「どーしたんだよ！ため息なんて蓮らしくねぇじゃん？」

やたらとベタベタしてくるコイツは朝倉　日向(ｱｻｸﾗﾋﾅﾀ)
コイツはホントにうざい。いや。真面目に。
……www

「別に。
　ただ昔の事思い出してただけだよ。」

「昔の事？」

ピクッ…
ん？
不快にも俺は唯奈の肩が軽く上がったのを見たような気がする。
………？

「…い！おい！聞いてんのかよ！」

「え？あ！ごめんw」

「ごめんじゃねぇよ。なんでお前は俺の話を聞かないの？」

ん？まだこいつ分かってねぇのか？www

「お前の話が長いから。
　めんどいから。
　うざいから。
　うるさいから。
　聞くのがとにかくダルいから。
　おーけー？」

「……そこまで言う事ねぇじゃん（泣）」

ざまぁwww

「まとめるとな？「まとめんなっ！」

「喋り終わってねぇんだけど。」

「あー！あ！そりゃー！どーもさぁせんしたっ！ちっ」

何むかついてんだよ。
短期はめんどいなー…