『前の席の幼馴染み』
ガラガラ

「はーい!皆おはよぉー!
 朝から超元気な唯奈様の登場だぁ!」

「唯奈おはよwww
 ほんと元気だねw」

「おぉwおはよー富樫」

皆がうるさい唯奈に優しく返事をしてくれているのにも関わらず唯奈はこんな事を言い出した。

「はいはい。皆様おはようございあすっ!」

「お前は何歳だっちゅーのw」

俺はそうツッコミながら唯奈の頭を軽く叩いた。

「痛っ!うわぁーこいつ弱々しい女の子の頭叩きやがったよー!うわーさいてー!うわーうわーw」

「うっせーなw
 てか、そんな痛くねぇだろw」

「は?痛いから。まじ殺すよ?え?」

「へー?弱々しい女の子がそんな言葉使っていいのかな?ん?」

「…うざw」

「うざくてごめんねぇーw」

「がちうぜぇんだけどwww」

「しーらねwww」


いつも俺達は朝からこんなうるさい声で酷い会話をして、先生に迷惑をかけていた。
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