ギャルとメガブス
私は、コーイチからの誘いすら、ほとんど断るようになっていた。
「ごめん、今日忙しい」
「ちょっと友達と約束があるから……」
コーイチは合鍵を持っているので、相変わらずうちに勝手に上がり込んだりしていたけれど、それすら時折すれ違いとなった。
折角コーイチが来ても、私が俊くんのところから帰ると、既にコーイチは帰った後だったりした。
私は俊くんに「一時間だけ」と言ったものの、結局毎日最低でも二時間は、俊くんと一緒に過ごしていた。
下手をしたら、休みの前日などは、仕事が終わって急いで夕飯を胃に押し込み、その後明け方近くまで、俊くんと一緒に遊んでいた。
二人で曲の続きを作っていることが多かったけれど、それだけではなく、ただ公園でブランコをしたり、ベンチに座ってあれこれ話をしているだけの日もあった。
「ごめん、今日忙しい」
「ちょっと友達と約束があるから……」
コーイチは合鍵を持っているので、相変わらずうちに勝手に上がり込んだりしていたけれど、それすら時折すれ違いとなった。
折角コーイチが来ても、私が俊くんのところから帰ると、既にコーイチは帰った後だったりした。
私は俊くんに「一時間だけ」と言ったものの、結局毎日最低でも二時間は、俊くんと一緒に過ごしていた。
下手をしたら、休みの前日などは、仕事が終わって急いで夕飯を胃に押し込み、その後明け方近くまで、俊くんと一緒に遊んでいた。
二人で曲の続きを作っていることが多かったけれど、それだけではなく、ただ公園でブランコをしたり、ベンチに座ってあれこれ話をしているだけの日もあった。