ギャルとメガブス
いや、きっと大丈夫。

だって、私は何度も、俊くんが目の前で消える瞬間を目の当たりにしている。

だから、今回だって――だけど……。


何故か、とても不安だった。

一日中、嫌なことばかりあったせいで、気が滅入っているのかもしれない。


ネガティブな予測ばかり立ててしまうのは、メガブスの証拠だ。

やめよう、考えるのは……。


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