ギャルとメガブス
「あのね……私、真夜中の小学校に不法侵入したの。
で、警備員に見つかったんだけど、見逃してもらえたのね」
「ふんふん」
「だけど、警備員に問い質されて。
っていうのも、私は不法侵入したわけだけれども、不法侵入した痕跡が残っていなかったの。
ほら、カメラとか、コンピュータ管理されてるロックのデータとか」
「へー。どうやったの? ハッキングとか?」
「まさか。私がそんなこと、できるように見えるわけ?」
男は首を横に振った。
まあ、そうだろう。
どこからどう見ても、私はバリバリのギャルだし、自分で言うのもなんだけれど、ギャルというものは一様にして頭が悪そうに見えるものだ。
で、警備員に見つかったんだけど、見逃してもらえたのね」
「ふんふん」
「だけど、警備員に問い質されて。
っていうのも、私は不法侵入したわけだけれども、不法侵入した痕跡が残っていなかったの。
ほら、カメラとか、コンピュータ管理されてるロックのデータとか」
「へー。どうやったの? ハッキングとか?」
「まさか。私がそんなこと、できるように見えるわけ?」
男は首を横に振った。
まあ、そうだろう。
どこからどう見ても、私はバリバリのギャルだし、自分で言うのもなんだけれど、ギャルというものは一様にして頭が悪そうに見えるものだ。