蝶の行方は






紫「一くん?

箸が止まっちゃってるけど、どうしたの?
やっぱり美味しくなかった?」



斎「いや。

みんなはどうしているのだろうかと思ってな。」






そう言うと、紫羽は少し俯いた。




こういうときは、決まって…



紫「…ごめんね。一くん。」



紫羽は泣きそうな顔で謝る。







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