蝶の行方は
紫「まぁまぁ、一くん。
お説教はその辺にして…」
沖「そうですよー。
眉間のしわが、とれなくなりますよー。」
紫「沖田さん!
沖田さんと土方さんは今すぐ道場に行ってください!!」
背中をぐいぐいと押すと、二人はなんとか道場に向かい始めた。
紫「ふぅ…」
ほっとしたその時、廊下の方から…
沖「土方さんのハゲ~!」
土「総司~!!」
二人の声が。
紫「~~っ!!!
いい加減にしてくださ~~いっ!!!!!」
私の声が響いたのは、言うまでもない。