蝶の行方は
土「てめぇ…それ抜いたってことは、それなりの覚悟があるってことだろうなぁ…?」
男2「ああん?誰だてめぇ…」
土「てめぇに教えられるほど、俺の名は安くねぇよっ‼」
キンッ___
俺は浪士の刀を弾き飛ばした。
男2「くそっ…」
少し離れたところに突き刺さった刀を、浪士は取りに行こうとする。
俺はそいつの首に刀を添えた。
土「敵に背を向けるなんざぁ、武士の風上にも置けねぇなぁ。」
男2「ひぃっ!」
土「失せろ。二度と俺の前に現れるな。」
そう言うと、気を失っている仲間を引きずりながら浪士は逃げて行った。