愛させろよ。
俺も茉莉花先輩も驚いた。
「私には上手く教えられる自信がありません」
静かな、しかし決然とした声だった。
茉莉花先輩は、なだめるように言った。
「だって、藍ちゃんはわたしなんかよりずっと上手いじゃない?」
え、そうなのか。
茉莉花先輩の方が先輩なんじゃないのか。
桐谷先輩も、それについて特に否定はしなかった。
「自分で吹くのと人に教えるのとは違います」
「私には上手く教えられる自信がありません」
静かな、しかし決然とした声だった。
茉莉花先輩は、なだめるように言った。
「だって、藍ちゃんはわたしなんかよりずっと上手いじゃない?」
え、そうなのか。
茉莉花先輩の方が先輩なんじゃないのか。
桐谷先輩も、それについて特に否定はしなかった。
「自分で吹くのと人に教えるのとは違います」