答えて下さい、先生!!
真美さんには、私次第だと言われた。
でも、先生は私のこと……好きじゃなかったみたいです。
私が塾を続けてすぐに新しい先生を雇い、私は新しい先生、玲奈先生の授業しかなかった。
きっと私が邪魔だったのでしょう。
これ以上私なんかに教えたくなかった、だから……
「雨、やまないかな」
家の近所の公園で雨宿りをしていた。
「……先生、私のこと心配じゃないですか?」
これが、私の最後の賭けだった。
先生が私を見つけてくれたらまだ塾をつづける。
もし、見つけてくれなかったら塾をやめる。
圧倒的にやめる確率が高いのは、私がこの恋を終わりにしたいからなんだと思う。
先生、さよなら