答えて下さい、先生!!
六章

流石です


あの日以来、私は先生を見ていない。

先生が気をきかせてくれているんだろう。

私の授業は玲奈先生がもってくれている。

しかし、玲奈先生もあまりいい気分ではないだろう。

それでも、笑顔で教えてくれる。

さすが大人です。

私はまだ子供だから、先生のことが忘れられずにいた。

あのとき、なんで私を抱き締めてくれたんですか?

同情だったんですか?

先生、私先生の気持ちわかりません。

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