二人は甘い初恋関係
「再告白、するよ。今度は、OK…もらいたいな、小春川に。」
『そうだね!絶対、上手くいく…って信じてるから。』
「おう。ありがとな。」
佳織との電話を終えた俺は、部屋のベッドに寝転んだ。
ヤバい…。
もう一度、告白…って決めたら、また緊張してきた…。
今からじゃ、早すぎだろ。
落ち着こうと深呼吸してみるけれど、鼓動は加速する一方だ。
バレンタインの日、小春川に告白した時も緊張した。
だけど、あの時以上に緊張してる。
そりゃそうだよな。
二度目の告白が成功すれば小春川の彼氏になれるわけだし、その可能性だって…高いんだから。
頬が緩む。
緊張しながらも、心のどこかでワクワクしている自分がいた。