二人は甘い初恋関係
初めての始まり《律矢side》
「ねぇ、律矢君!今日の放課後、空いてる?」
「…特に予定は無いけど。」
「じゃあ、私と一緒にカラオケ行こうよ~!」
「……ああ、いいよ。」
「やったぁ~!」
満面の笑顔でキャーキャーはしゃぐ女。
テンションが上がっているからか、俺にギュッと腕を絡めてくる。
そんなに嬉しいのか…?
そこまで、はしゃぐようなことかよ。
甲高い女の声を耳障りに感じながら、愛想笑いを返す。
この女との温度差に、心の中で大きな溜め息を零した。
まあ、こんなの…いつものことだ。
中学2年の頃から、ずっと。
高校1年の秋が終わろうとしてるから、2年以上が経つのか…。
よく我慢してるよな、俺。
女なんて、ウザくてたまらないのに。
「…特に予定は無いけど。」
「じゃあ、私と一緒にカラオケ行こうよ~!」
「……ああ、いいよ。」
「やったぁ~!」
満面の笑顔でキャーキャーはしゃぐ女。
テンションが上がっているからか、俺にギュッと腕を絡めてくる。
そんなに嬉しいのか…?
そこまで、はしゃぐようなことかよ。
甲高い女の声を耳障りに感じながら、愛想笑いを返す。
この女との温度差に、心の中で大きな溜め息を零した。
まあ、こんなの…いつものことだ。
中学2年の頃から、ずっと。
高校1年の秋が終わろうとしてるから、2年以上が経つのか…。
よく我慢してるよな、俺。
女なんて、ウザくてたまらないのに。