僕だけ見てればいいんだよ?
「姉ちゃ~ん
出来たよー!座ってー」
「あっ!はーい」
「おっ!スープパスタか!
美味しそー」
「食べて食べて」
枢にフォークとスプーンを渡され
パスタを口に運ぶ。
「えっなにこれ…美味しいじゃん」
「良かった」
私は美味し過ぎるパスタを
ムシャムシャ食べる
あれ…?枢は…?
「 枢は食べないの?」
「ん、後で」
「そっか」
その時だった、
横にあるグラスに入ったお茶を
持とうとしたら、視界が眩む
「えっ…あっ…」
眠すぎる。
急すぎる睡魔。
「無防備すぎるよ。姉ちゃん。」
まぶたが重く開かない。
私は夢の世界へと引きずり込まれた。