諦めない力

ひよりは、保体委員の仕事を部活の二人の先輩と共にやっていた。

一人は、陸上部の新部長“後藤玲奈"先輩。先輩は、三年生の先輩と共に唯一県大会で進んだ先輩。
もう一人は、同じ長距離の先輩の“上原百花"先輩。長距離の中では一番話しやすい先輩でよくひよりは色々な相談をしている。


最初は、救護用のテントを建てた。
その時にひよりはいつも通り真面目に振舞っていた。
テント用の布の広げたり、布をテントに掛け中には入りテープを貼った。
多くの仕事を任せられ、同学年の女子と協力して働いていた。

テントを建て終わったら、準備体操の最終打ち合せと立ち位置を確認してひよりたちの仕事は終わって一年生は自宅に帰った。
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