恋愛なんて、めんどくさい。
…強いて言えば、4人より2人が良かったんだけど。
まぁ、それは仕方ない!
それで今何をしているかと言うと、
『一旦帰って着替えてから現地集合ね!』
との萩原の命を受け、一旦着替えに戻り、
チャリに乗って寧々を家まで迎えに行っている途中です。
なにゆえ迎えに行ってるかと言いますと
『寧々と一秒でも長く一緒に居たいから!』
…とか言ったらキモいので
ここは無難に
『チャリの方が早いし、寧々も楽だから。』
程度にしておこう。
そーこーしてるうちに着きましたよ、寧々の家!
チャリを停めて外階段を登ろうとしたら
「…用件は何?」
いつになく硬い寧々の声が聞こえてきた。
「あたし今からバイトなんだけど。」
…えっ?バイト?何で?