恋愛なんて、めんどくさい。

「…ぷっ、あはは…。くく…。」


結構ガマンしてたもののやっぱ堪えきれない、



みたいに




柊は笑い出した。



慎がそんな面白かったのか…?




「…………………へ?」




…多分、今俺は相当なマヌケ面になってんだろーな。



「ぶっ…!面白すぎっ…。
お、お腹痛っ…。」


俺を見てはまた堪えきれずに笑い出す…とゆーか、もはや吹き出してる。













…それから数分間。




柊はひたすら笑い続けていた。




その間俺は。



ちらっと見えた八重歯にドキッとしたり。


笑顔は案外幼いんだな、とか考えたりで。

















…心臓が忙しかった。

< 46 / 299 >

この作品をシェア

pagetop