恋愛なんて、めんどくさい。
「…ぷっ、あはは…。くく…。」
結構ガマンしてたもののやっぱ堪えきれない、
みたいに
柊は笑い出した。
慎がそんな面白かったのか…?
「…………………へ?」
…多分、今俺は相当なマヌケ面になってんだろーな。
「ぶっ…!面白すぎっ…。
お、お腹痛っ…。」
俺を見てはまた堪えきれずに笑い出す…とゆーか、もはや吹き出してる。
…それから数分間。
柊はひたすら笑い続けていた。
その間俺は。
ちらっと見えた八重歯にドキッとしたり。
笑顔は案外幼いんだな、とか考えたりで。
…心臓が忙しかった。