気まぐれな君も好きだから
だけど言われて益々わかった気がする。
私だって多少なりとも結婚に憧れを持っているはずなのに、まるで実感が湧かない。
考えてほしいと言われても、俊と暮らしている自分が、全く想像できないのだ。
一番身近にいる「夫婦」である両親が、ああはなりたくないと思う見本みたいな存在だからかもしれないし、俊は私にとって結婚したいと思える相手じゃないのかもしれない。
もしくは単純に古谷君と遥希の存在が、私の中で大きくなりすぎたのかもしれない。
どっちにせよ、私が俊のプロポーズを受け入れるとしたら、それは良い意味で全てに諦めが着いた後になるだろう。
誰とどんな方法で、どういう方向に進むべきなのか、今は見当もつかない。
でも古谷君との関係にも遥希との関係にも、何かしら展開があって、それに納得できないと、欲張りな私はきっと諦められないし、ここから前に進めない。
だからまだ答えは出せない。
明日からは、仕事上でのポジションだって考え直さなくちゃいけない。
それによっては、田本さんみたいに結婚に対する意識が変わる可能性だってある。
キープみたいで申し訳ないけど、やっぱり俊にはしばらく答えを待ってもらおう。
だって、もう二度と後悔はしたくない。
私だって多少なりとも結婚に憧れを持っているはずなのに、まるで実感が湧かない。
考えてほしいと言われても、俊と暮らしている自分が、全く想像できないのだ。
一番身近にいる「夫婦」である両親が、ああはなりたくないと思う見本みたいな存在だからかもしれないし、俊は私にとって結婚したいと思える相手じゃないのかもしれない。
もしくは単純に古谷君と遥希の存在が、私の中で大きくなりすぎたのかもしれない。
どっちにせよ、私が俊のプロポーズを受け入れるとしたら、それは良い意味で全てに諦めが着いた後になるだろう。
誰とどんな方法で、どういう方向に進むべきなのか、今は見当もつかない。
でも古谷君との関係にも遥希との関係にも、何かしら展開があって、それに納得できないと、欲張りな私はきっと諦められないし、ここから前に進めない。
だからまだ答えは出せない。
明日からは、仕事上でのポジションだって考え直さなくちゃいけない。
それによっては、田本さんみたいに結婚に対する意識が変わる可能性だってある。
キープみたいで申し訳ないけど、やっぱり俊にはしばらく答えを待ってもらおう。
だって、もう二度と後悔はしたくない。