-サマーデイズ-君と私の最期の夏。
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「ったく…美乃梨は本っ当に可愛げねーよな…」
颯汰はぶつけた所に絆創膏を貼っており、はぁ…とため息まじりにそう言った。
「可愛げがない幼馴染ですいませんでしたー」
女子に可愛げないってかなり傷つくんだけど…。
私はぷくーっと頬を膨らませ、カバンで颯汰の足にアタックする。
そんな颯汰は「このやろ…」と、寝癖がついた髪で私の頭に軽くチョップした。
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