世界No.1×全国No.1 〜総長同士たちの恋〜2
トントンッ
ガチャッ!
入ると…
その子は怯えた目でこちらをみてる。
そっとその子の隣にいき、抱きしめた。
その子は震えてるけど安心させるようにそっと優しく…頭を撫でた。
「大丈夫よ?私は捨てたりしない。なにがあったか聞かせてくれる?」
そう言うと…。
「……だ?……ど…し…だ?」
「ん?どーしたの?」
もう一回優しく聞くと、
「どうして…俺が捨てられてる事が分かったんだ…?」
「私も貴方と同じぐらいの時に貴方と一緒の目をしてたの。闇に包まれてる。
笑いたくても笑えたかった。貴方も笑いたくても笑えないでしょ?」