世界No.1×全国No.1 〜総長同士たちの恋〜2
「お袋、親父、空。こ、これから宜しくお願いします。自分で出来る事はちゃんとやります。家事でもなんでも手伝います。これから家族として宜しくお願いします!!!!!!」
3人に頭をさげた。
噛んじまったけど自分の気持ちを最後まで言えたから…。
ぎゅっ
「え?」
「たいよぉ~お!!!!!ゔっ。馬鹿。まだ16歳で若いんだから存分に遊びな?いっぱい甘えて?家事なんかしなくていい。あ、たまに料理手伝ってくれたら嬉しいな~。あの2人料理すると大変なことになるから」
お袋が抱きついてきて二ヤリと笑った。
「お袋…。俺お袋の事大好きだ。本当に。女みたり女から振触れられたりすんの本当に無理だった。体が自然と震えていた。でも、お袋なら全然震えない。だからお袋の事大丈夫。」
おそるおそるお袋にしがみついた。
「ふふっ。ありがとね。太陽。お袋も太陽の事大好きだよ?」
そう言ってお互い抱きしめ合いながら笑った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おい。息子よ。」
「なんだ親父。しかもその喋り方なんだ。」
「俺めちゃくちゃ嫉妬してるけど、太陽のあんな幸せそうな笑顔見せられちまったら嫉妬してるなんて馬鹿みてぇ~だと思った。」
「そりゃ。そうだな。太陽のあの笑顔見ちまったら何にも言えねぇ~し、向こうに行けねぇ~よな。」