短編集~坂道の途中で~




''チュッ''




優しいリップ音を音楽室に響かせた。




「りゅ………龍星くん?」






「聖都佳、俺、お前のこと好きみたいだ」





顔を真っ赤にした聖都佳は俺に抱きついた。





「あたしも。今日ドキドキしてた。ずぅっと。だからお昼寝出来なかったの」






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