短編集~坂道の途中で~






「由紀さん?」









私は振り返り美しい女性がいることに気づいた。








「あなたは…?何故私の名前を…?」









「ふふふ…。いずれわかるわ。由紀さん、あなたがここにいるということは、死んだのね。」









「死…んだ…?」









「ええ、死んだのよ。今からあなたは選択をする。素直に天に昇るか、霊となり地上へ私の使いをするか。」









「あなたの使い?」








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