短編集~坂道の途中で~




僕は迷惑だと思っているものの、様子が変だったので一部始終を見ることにした。



ガッシャーン。ズドッドカーン。



「いったぁ」



女の人間は頭をかかえていた。



足からは血が流れている。



これは痛いだろうな。



僕はおもしろ半分で近づいてみた。



僕の昼寝を返して頂かねば。




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