私を見つけて
まぁ確かに彼の言っていることは正しいんだよねー…
でも、素直に帰る気にならないし…
一人じゃなければいいんだよね?
ってことは…
「じゃあさ、私が一人にならんように君がここにおってや」
クルッと振り向きながら言った
あ…
あの人だ!!
こないだ駅でぶつかったイケメン君!!!
思わぬ再会に私は彼の言う言葉を聞き逃していた
「おい、きいてるん?
そういうもんだいじゃないって言ったよな?
家まで送ったるから早よ立て。」
顔は怒ってるけども声音は優しい彼。
私は今度は素直に従って帰ることにした。