仮カノ
約束の場所につくと、すでに神谷くんは来ていた。
そして、女子に囲まれていた。
「1人ですか?」
「私たちと周りませんか?」
いわゆる、逆ナンです。
そんなとき、神谷くんは私に気づく。
そして、こちらに近づいてくる。
「おせぇよ。
おかげでこの様だ。」
「すみません。」
「わりぃ。俺、こいつとだから。
行くぞ。」
そういうと、神谷くんは先に歩いていく。
「ちょっと、待って下さい。」
私は慌てて追いかけた。