仮カノ




「ついに星夜も社長になっちゃったね。」


「ああ。梨月も頑張れ。」


そういって、頭をぽんぽんしてくる。


「うんっ。」


「おい、座れー。」


先生が入ってくる。

みんな、うざいのをわかってるからすぐに席につく。


「今日は転校生を紹介する。
このクラスは今年2人目だ。

水城。」


「はい。」


星夜は教卓の隣に立つ。


「水城星夜です。
覚えてる人もいると思います。

短い間ですが、
またよろしくお願いします。」


そういって一礼し、席に戻る。

あと、先生の話が少しあって、ホームルームは終わる。

チャイムがなると同時に、星夜がやってくる。



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