これからも
confusion:光輝
俺。
放課後…俺は中庭で、勇助を待っていた。
「おせぇーな…」
こっちは、
大事な話があるってんのによぉ…。
「光輝…」
ヒソっと、歩いてきたのは、
勇助だった。
「やっと来たなぁ~!?」
「スマソ…で、何か用か?」
「話があってよ…」
「んぁ?」
勇助は、
不思議そうな顔をした。
「あの…さ…」
「何だよ…?」
「もしよぉ…」
「……」
勇助が俺を見る眼は、
いつもと違っていた。
話し辛い。
「やっぱり、何でもねぇーや」
「はぁ~??」
「ごめん!! また明日話す」
「そうか…判った」