これからも

「っはぁ…っはぁ…っはぁ…」

「光輝君ッ!?」

「おッ…おえぇ…づがれだぁ~~」



俺は、

1階から、4階まで

急いで駆け上がった。


もう、走れません!!


「だ…大丈夫??」

「たッ…多分…っはぁ…」



結愛が、

俺に駆け寄った。



「そんなに、急いでどうしたの??…」


「奈保が…お前が…

っはぁ…困ってるってっはぁ…」


「え!?あたしのために…

走ってきてくれたの?」


「あったりめぇーよ!…っはぁ

他に誰がいんだよ?」



そうだよ。

音楽室当番は俺らだけだろ?…


他に誰がいんだよ?





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