これからも


「あ、ありがとう…」

「ん…大丈夫だぜ!」



あれ…。

よく見たら、

結愛の顔が赤い。



「んぁ?どーした?」

「へ!?…な、何が??」


「いや、顔赤いから…

熱でもあんの?」


「な、ないよ! さ、掃除しよ?」

「あ、う、うん…」



な、なんだぁ~??



今日の結愛、変だな。




数十分後。

俺と結愛は掃除を終わらせた。



「じゃ、明日なぁー」

「うん…バイバイ…」



俺が教室を出ようとした時、

俺の背中に

暖かい何かが感じた。


「光輝君ッ…」


それは、

結愛が俺に抱きついていた。




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