これからも


俺の言葉に

みんなが吃驚している。







__ズガンッ








椅子を勢いよく、

後ろに引いた奴が居た。


音の方向を見ると、

それは白瀬だった。




白瀬は、

顔を下に向けたまま

涙を拭いている。



「ちょ、結愛!?…」



みんなの視線が

俺から白瀬に移り変わった。



「か…勝野君の…

言う通りだと…思うの…!!」



え!?…

俺の言う通り…?



「白瀬……」



俺は、

思わず白瀬の名前を口にした。





< 41 / 58 >

この作品をシェア

pagetop