これからも
すると…
後ろから、沢山の足音が聞こえてきた。
それは俺たちを追いかけてきた、
クラスの奴らだった。
「み、みんなァ…
んで…っこに??」
今にも泣きそうな顔をして、
みんなに問い掛けた。
「光輝!今まで、あんがと!」
「光輝!アホなままでいろよ!」
「バーカ…」
「てめぇは、明るいドベでイイんだよ!」
「光輝は、元気だもんな!」
「光輝は、ホントドヂだったわね」
「うんうん…んでもって、頑張り屋さんね」
「諦めが悪いだけよぉー」
「モテないくせにッ!」
「でも、友達はいっぱいいるわよね!」
「サイコーのドベだったわ!!」
「おめぇだけ、こんなに認められてて…」
「てめぇだけ、イイ思いしやがってぇ!!!」
みんながみんなで、
1人1人…順番に言っていった。
まるで…
計画してたかのように。