闘病日記(/・ω・)/(不定期更新)


一通り苦しみ、後悔を繰り返した後、私は一つの思い切った答えにたどり着きました。

『生きるために必要なもの以外、一度すべて切り捨ててしまおう』

回復するまで、家族の関係も、友達の関係も、一時的にすべて断ち切りました。

母にだけ、ストレス源の姉のことをいないものとして過ごす、ということだけ伝えて、部屋にこもりました。



話しかけられたら返すけれど、自分からは関わらないように、友達が助けてくれることにも期待を持たないように、ひたすら休むことに専念しました。

文句を言われれば言い返しました。

姉を部屋から追い出しもしました。

でも究極、何年も病状がよくならない場合、そこまでしないと治りません。

人が助けてくれるのを待つ、優しさを待つ、そんな期待感すらも大きなストレスになっていたので、私はすべてを切り離しました。

これも一つの答えだったと思っています。



理想は病院に行き、薬をもらい、周囲が理解し、自分も理解して治していくことだと思います。

しかし、病気になるほど苦しんだということは、自分が頑張っても周囲が変わることがなかったとも言えます。

実際家でも、理解はされているとは思えませんでした。

説明したところで他人事でした。

どんなに慰めてくれる友達がいても、どんなに薬やカウンセリングに頼っても、結局一番多くの時間を過ごす場所での環境が整わない限り、治りません。

それがわかったので、最終手段として繋がりを断ちました。


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