指切りげんまん
翌朝は
少し
早めにでて
公園で
清水くんと
話しをした


久しぶりにみる
清水くん…


まだ
元気がない


「今
俺の家に
お母さんが
泊まってるんだ
俺を
連れていくって…
だけど
こっちに
戻れるのは
半年後らしいんだ」


「そんな…
どこなの?」


「九州
俺は行きたくない
りりあと
離れたくない」


「清水くん!」


私は
清水くんに
抱き着いた


清水くんも
私をギュッて
抱きしめてくれた


「りりあ
すごく愛してる」


「うん
私も愛してる」


3日間
すごく
淋しかったのに
そんなの
今の言葉で
消えた


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