指切りげんまん
あっという間に
人だかりができて
私が
駆け寄った時
結花は
放心状態で
座っていた
清水くんの方は
頭から血が…
意識もないの
「清水くん…」
清水くんの
手を握って
何度も
呼んでるのに
返事を
してくれない
「清水くん…」
「清水くん…」
私のせいだ
私が
清水くんを
好きになって
しまったから…
清水くん
死なないで
お願い
おばあちゃん
清水くんを
死なせないで
心の中で
何度も
お願いした
救急車の中で
清水くんの口が
少し動いた
「りりあ…
ずっとそばに…
いてくれるよな」
私は
清水くんの手を
ぎゅっと
握りしめた
「絶対に
そばに
いるから
頑張って」
人だかりができて
私が
駆け寄った時
結花は
放心状態で
座っていた
清水くんの方は
頭から血が…
意識もないの
「清水くん…」
清水くんの
手を握って
何度も
呼んでるのに
返事を
してくれない
「清水くん…」
「清水くん…」
私のせいだ
私が
清水くんを
好きになって
しまったから…
清水くん
死なないで
お願い
おばあちゃん
清水くんを
死なせないで
心の中で
何度も
お願いした
救急車の中で
清水くんの口が
少し動いた
「りりあ…
ずっとそばに…
いてくれるよな」
私は
清水くんの手を
ぎゅっと
握りしめた
「絶対に
そばに
いるから
頑張って」