届くことの無い想い。

いより。



今日、宏輝くんと二人っきり。


重たい沈黙でさえ、


幸せに思えてしまう。


宏輝「いよりは…好きな人とどう?」


いより「…どぅって…」


宏輝くんと、あんまり


進展ないよなぁ…


宏輝「上手くいってないの?」


心配そぅに見つめられる。


あぁ!


心臓が うるさい。


いより「上手くいってないっていうか…
特に たいした出来事はない。
って感じ。

宏輝くんは?」



宏輝くんは、微笑んで


宏輝「好きな人 出来たんだ。」








え?







嘘でしょ?







誰?







やだよ。嫌だよ。







やめてよ。






嘘だって言ってよ。







宏輝「ふふっ。初恋!」


嬉しそうな顔。


いつもは 嬉しい笑顔。


今日は しんどい。


いより「ど、どんな人?」


宏輝「いつも 幸せそぅで、
見てて嬉しい人( ´罒`*)"」




誰なのかなぁ…


いより「っそっか!応援するね!」



宏輝「ありがとう+゚。*(*´∀`*)*。゚+ 」




そんな顔をしないで。


その顔は 誰の物になるの?
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