年下オトコたちの誘惑【完】
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「ねぇ、お姉さん!」
わたしが、プラプラ散歩していると前から来たオトコノコに声をかけられた。
目が合ってるから『お姉さん』って、わたしのことだと思うんだけど…。
ナンパ…⁉︎なわけ、ないよねぇ。
こんな可愛らしい子が、ナンパしてくるわけ…。
「お姉さん、今ヒマですか?」
「え?」
ウソでしょ、ホントにナンパ…⁉︎
グッと近付いてきて、下から覗き込まれたそのまんまるな瞳に一瞬で心を奪われた気がした。
「あのね、ボクと一緒に来てほしいんだけど…」
ちょっぴり上目遣いで、頼み事をしてきたワンコロ。
自分の可愛さを分かってるね、このワンコロ。
「それ、わたしに言ってるんだよ、ね…?」
「もちろんだよー!お姉さん以外に誰もいないでしょー?」
目をキラキラさせたワンコロは、クスクスと笑いながらも答えた。
確かに周りを見ても、わたししかいない。
でも一緒に来てほしいなんて、どこへ…だろうか。
まさか、ラブなホテルなわけないだろうし。
まさかまさか、ワンコロの家とかっ⁉︎いやいや、あるわけないよねっ。
って、わたしは昼間っからなんてハレンチな想像してんだか…。
これじゃぁ、まるで欲求不満じゃないのよ…‼︎
「お姉さん?欲求不満なのー?」
「えぇっ⁉︎わ、わたし口に出してた……?」
恐る恐るワンコロに聞けば、「うん、喋ってたよ?」と…。
あぁっ…‼︎なに言っちゃってんのよ!
しっかりしなさい、わたし‼︎
わたしが、プラプラ散歩していると前から来たオトコノコに声をかけられた。
目が合ってるから『お姉さん』って、わたしのことだと思うんだけど…。
ナンパ…⁉︎なわけ、ないよねぇ。
こんな可愛らしい子が、ナンパしてくるわけ…。
「お姉さん、今ヒマですか?」
「え?」
ウソでしょ、ホントにナンパ…⁉︎
グッと近付いてきて、下から覗き込まれたそのまんまるな瞳に一瞬で心を奪われた気がした。
「あのね、ボクと一緒に来てほしいんだけど…」
ちょっぴり上目遣いで、頼み事をしてきたワンコロ。
自分の可愛さを分かってるね、このワンコロ。
「それ、わたしに言ってるんだよ、ね…?」
「もちろんだよー!お姉さん以外に誰もいないでしょー?」
目をキラキラさせたワンコロは、クスクスと笑いながらも答えた。
確かに周りを見ても、わたししかいない。
でも一緒に来てほしいなんて、どこへ…だろうか。
まさか、ラブなホテルなわけないだろうし。
まさかまさか、ワンコロの家とかっ⁉︎いやいや、あるわけないよねっ。
って、わたしは昼間っからなんてハレンチな想像してんだか…。
これじゃぁ、まるで欲求不満じゃないのよ…‼︎
「お姉さん?欲求不満なのー?」
「えぇっ⁉︎わ、わたし口に出してた……?」
恐る恐るワンコロに聞けば、「うん、喋ってたよ?」と…。
あぁっ…‼︎なに言っちゃってんのよ!
しっかりしなさい、わたし‼︎
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