年下オトコたちの誘惑【完】
『はぁ…』と、尚樹の溜め息が聞こえ見上げた。
「お前たちは、くっついたの」
「えぇっ⁉︎」
驚きながらも、ブルンブルンと顔を横に振った。
「納得いかないけど、杏だって好きなんじゃないの。碧都しか見てないみたいだし」
わたし、碧都しか見てない…?自然と目で追ってるのかな…。
だとしたら、恥ずかしい‼︎
「碧都なんかのどこがいいの」
「え」
そんなこと聞かれましても…。わたしは、なんと答えれば…。
それに好きだけど、付き合えないし…。まだ考えられないし…。
「俺のほうが、杏のこと泣かせないと思うんだけど」
尚樹は、すごくステキだよ。頼りになるし、結構周りを見てるし。
常に冷静だし、みんなをまとめる力も持ってるし。
でも、なんだろう。どうして、わたし碧都に惹かれてるんだろう…。
ふ、と見せるあの笑顔。そんなところに思わず、ドキッとしてしまうのも事実。
でも、なんか違う気がする。でも、それがなにかは分からなくて。
「俺が口説いてんのに、碧都のこと考えてんだ」
「えっ?あ、ごめっ」
って、謝ったら『碧都のこと考えてました』って言ってるようなもんじゃないの‼︎
慌てて口を押さえたけど、こんなのバレバレだよね…。
「お前たちは、くっついたの」
「えぇっ⁉︎」
驚きながらも、ブルンブルンと顔を横に振った。
「納得いかないけど、杏だって好きなんじゃないの。碧都しか見てないみたいだし」
わたし、碧都しか見てない…?自然と目で追ってるのかな…。
だとしたら、恥ずかしい‼︎
「碧都なんかのどこがいいの」
「え」
そんなこと聞かれましても…。わたしは、なんと答えれば…。
それに好きだけど、付き合えないし…。まだ考えられないし…。
「俺のほうが、杏のこと泣かせないと思うんだけど」
尚樹は、すごくステキだよ。頼りになるし、結構周りを見てるし。
常に冷静だし、みんなをまとめる力も持ってるし。
でも、なんだろう。どうして、わたし碧都に惹かれてるんだろう…。
ふ、と見せるあの笑顔。そんなところに思わず、ドキッとしてしまうのも事実。
でも、なんか違う気がする。でも、それがなにかは分からなくて。
「俺が口説いてんのに、碧都のこと考えてんだ」
「えっ?あ、ごめっ」
って、謝ったら『碧都のこと考えてました』って言ってるようなもんじゃないの‼︎
慌てて口を押さえたけど、こんなのバレバレだよね…。